
「3月は体調が揺れやすい?季節の変わり目に意識したい体のサイン」
3月が近づくと、少しずつ春の気配を感じるようになります。
暖かい日が増える一方で、寒さが戻る日もあり、寒暖差の大きい時期でもあります。
この時期、現場でよく感じるのが「なんとなく不調」を訴える方の増加傾向です。
・いつもより疲れやすい
・体が重く感じる
・動き出しが億劫になる
こうした変化は特別な異常ではなく、季節の変わり目に多く見られる反応でもあります。
気温の変化は、私たちが思っている以上に自律神経や循環に影響を与えます。
その結果、体の調整機能に負担がかかりやすくなります。
リハビリの場面でも、
「昨日と同じことが今日は少し大変」
ということが自然に起こります。
だからこそこの時期は、
調子の波があることを前提にすることが大切です。
頑張って動く日があってもいいし、
少し控えめに過ごす日があってもいい。
体の小さなサインに目を向けながら、無理のないペースで整えていくことが、結果的に安定した生活につながっていきます。
春に向かうこの季節も、焦らず、少しずつ。自分のリズムを大切にしていきましょう。
2月は節分や恵方巻きなど、季節の話題が多い時期です。
一方で、現場にいると「動きが不安定になる方が増える時期」でもあります。
寒さの影響で体がこわばり、動き出しが遅くなったり、足が思ったより上がらなかったりすることがあります。
特に多いのが、立ち上がりや方向転換のときのふらつきです。
ご本人は「いつも通り動いているつもり」でも、
実際には、筋肉や関節が十分に動く準備ができていないことが少なくありません。
寒い時期は、
・筋肉の反応が遅くなる
・関節の動きが小さくなる
・感覚が鈍くなりやすい
といった変化が起こりやすく、
そのまま動き出すと、思った動きと実際の動きにズレが生じます。
このズレが、
「つまずきそうになった」「ヒヤッとした」という場面につながっていきます。
そのため、この時期のリハビリで意識しているのは、
いきなり歩く前に、体を“目覚めさせる”ことです。
たとえば、
椅子に座ったまま足首をゆっくり動かす
太ももを軽くさすって感覚を入れる
深呼吸を2〜3回して体を落ち着かせる
これだけでも、立ち上がりや最初の一歩が安定しやすくなります。
恵方巻きを食べる前に、「向きを確認して、準備してから食べる」ように、
体も準備をしてから動くことが大切です。
寒い2月は、
「頑張る」よりも「転ばない」「疲れすぎない」を意識する時期。
小さな工夫を積み重ねながら、
安全に体を動かしていきたいですね。